ホンダ/ザッツ(JD1)エアコンの効きが悪い修理!ワコーズ パワーエアコンプラス「自動車」

      2017/01/12

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

 

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ホンダ ザッツ(JD1)にワコーズから販売の「パワーエアコンプラス」を使ってみました。

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ホンダ ザッツ

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車は、ホンダ ザッツ 型式JD1 エンジンはE07Z

エアコンの効きが悪い事で入庫しました。

お客様からエアコンの効きが悪い事で入庫しました。

そこでまず、エアコンの基本点検を実施します。

以前、くるまにあのブログにて エアコン点検方法はこちらにかいてありますのでここでは初略します。

エアコンの基本点検を終了し、2つの原因がわかりました。

・ エアコンの風量が足らない。

今の自動車では「エアコンフィルター」は標準装備に装着されているのですが、このザッツでは「エアコンフィルター」はオプション設定の為装着されておりませんでした。

室内のエアバポレーターがたばこのヤニの汚れやホコリで詰まっている状態です。

こうなると室内のエバポレーターを取り外して洗浄し、再度真空引きとガスチャージを行うか、エアバポレーターの交換となります。

そうなると高額な修理代金が発生しますので、低コストに修理を依頼されていましたので、エアバポレーターのケースを取り外して、その隙間から洗浄する事である程度改善はできました。

・ エアコンのガスの量が足らない

 

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エアコンガスラインにエアコンマニホールドゲージを装着してエアコンのガス圧力を測定すると外気温に対して高圧側も低圧側もエアコンガス圧力が少ない事がわかりました。

エアコンのガスの量が足らない原因は2つあり、1つはエアコンガスラインの漏れ。2つは年数の経年劣化によるエアコンガス漏れです。

このザッツのエアコンラインを確認しても、エアコンガス検知器で測定しても大きなガス漏れは検知できませんでした。

よって、経年劣化によるガス漏れであることは判明。

● 経年劣化によるガス漏れとは・・・

、車のタイヤのエアーも時々チェックしないと空気圧が低下している現象をご存知でしょうか?

これは、タイヤのゴムを分子レベルまで見ていくと、ゴムの分子とゴムの分子の間にわずかな隙間があり、そこから空気圧が漏れております。

エアコンガスも同様で、エアコンホースがゴムでできているので、そのゴムを分子レベルまでみていくとゴムとゴムの隙間からわずかながら漏れていきます。

これは1年に約5g位のエアコンガスが漏れていると言われております。

 

このホンダのザッツは平成14年式で14年経過車であり、14年×5gで計算すると70gで、70gはエアコンガスがなくなっていることになります。

処置方法は、エアコンガスの補充で改善します。

エアコンガス補充にあたり

 

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ワコーズ パワーエアコンプラス

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ワコーズ パワーエアコンプラス

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エアコンガスを補充するのですが、よくエアコンガスだけ補充をみかけますがエアコンの部品の中には「エアコンコンプレッサー」がありエンジンの駆動力で回転をしております。

回転をしていると言うことは、「潤滑油」が必要になってきます。

これをおこたると、「エアコンコンプレッサー」の焼き付きを起こし、エアコンコンプレッサーがロックし、更にその研磨した鉄粉がエアコンガスラインにまわり、室内にあるガス流量をコントロールしている「エキスパンションバルブ」や、エアコンガスラインのフィルターの役目をしている「リジットタンク」に鉄粉がたまるのでこの3点は交換必要となりかなり高額な部品代が発生します。

そこで、今回もエアコンオイルを給油しますが、前回のブログで紹介した、ワコーズから販売している「パワーエアコンプラス」を使用します。

これは、エアコンガス(R134a)専用で、エアコンオイルも入っておりさらに

ワコーズ独自の性能を発揮します。

詳しくはこちらのブログに書いておりますので下記リンクご覧ください。

1.1 お試しとしてライフ(JB1)の車にワコーズ 「パワーエアコンプラス」を使いました。

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ワコーズ パワーエアコンプラス

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このワコーズのパワーエアコンプラスとエアコンガスの補充で、吹き出し口から冷たい風がでてくるようになりました。

まとめ

やはりこの時期になるとエアコンの故障が多くなります。

エアコンを使用することでバッテリーなどにも負担がかかり夜の走行で渋滞などになり低回転域が多くなるとエンジンを切って再始動を行うとスターターが回らないバッテリー上がりもよくあります。

「くるまにあ」では、エアコンも含め、バッテリーなどの点検を行い部品の在庫もしておりますので是非「くるまにあ」をご利用下さい。

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