トヨタ/グランビア(RCH11W)維持費格安1ナンバー!貨物登録に構造変更!「自動車」
2017/01/12
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Contents
3ナンバー乗用登録の車両を1ナンバー貨物登録に構造変更!
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車はトヨタ グランビア 型式はRCH11W
エンジンは2700CCの3RZである。
維持費軽減のため、3ナンバー乗用登録から1ナンバー貨物登録に構造変更
● なぜ貨物登録に変更するのか?
自動車税と自動車重量税の金額が貨物登録に変更することにより2つの自動車の税金が安くるためです。
通常に自動車の税金は何種類かありますが、毎年4月以降にかかる「自動車税」と車検時に支払っている「自動車重量税」があります。
まずこのトヨタ グランビアの毎年4月に発生する自動車税をみてみましょう。
このグランビアは2700ccガソリンエンジンですので、2500cc以上3000cc未満となりますので通常の税額は年間51000円となります。
(エコカー減税等の割引・13年経過者の割り増しを除く)
次に車検時に支払う自動車重量税を見てみましょう。
グランビアの車両重量が1890kgですので2年間で50400円となります。
このグランビアを貨物登録に構造変更すると自動車税、自動車重量税は次のとうりとなります。
自動車税 年間16000円
自動車重量税 年間13200円
このトヨタ グランビアを例として見やすいように表にしてみました。
自動車税 | 自動車重量税 | |
乗用登録 | 51000円(1年) | 50400円(2年) |
貨物登録 | 16000円(1年) | 13200円(1年)26200円(2年) |
差額 | 35000円(1年) | ※24000円 |
※自動車重量税にに関してですが、乗用登録で2年車検、貨物登録は1年車検となりますので、自動車重量税の差額合計に関しての数字は下記の計算となっております。
13200円(1年間)×2年=26400円(2年)
50400円(2年)-26400円円(2年)=24000円
表をみて頂くとわかりますが、乗用登録と貨物登録でこのような金額の差がでてきます。
「普通車が欲しいけど軽自動車では物足りなくて、けど維持費が大きくなるのが嫌だ!」
「バイクや自転車を車に積みたいけれど、バンタイプの内装が嫌だ!」
この様な考えの方にはピッタリではないでしょうか?
● 貨物登録に変更するメリットとデメリット
貨物登録に構造変更をするメリットですが、1番の目的は自動車の維持費を安くするためです。
このグランビアを例にあげてみます。
デメリットですが、乗用登録の場合2年車検ですが、貨物登録に構造変更すると1年車検となります。
2年間のトータルでみても1年車検の貨物登録の方が自動車税、自動車重量税の金額は間違いなく安くなっております。
そして年間走行距離の多い方に関しては、1年車検でこまめな自動車のメンテナンスができて、故障部分の早期発見をし故障率を減らし、安心して長く自動車を所有できることができます。
年間走行距離が少ない方は、貨物登録に構造変更をし車検2回に1度の自動車の大きな点検をしていけばメンテナンス費用に関しては乗用登録の時とそんなにかわりはありません。
まとめ
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今回、このグランビアの貨物登録のお話をしましたが、貨物登録に構造変更をするためには、自動車車両運送法で決められている法律がありどの車でも貨物登録ができるわけではありません。
気になる方は是非「くるまにあ」までご連絡ください。
よく「公認車検」とか「構造変更」と聞きますが、「くるまにあ」では保安基準の変更がちょくちょくとあるので「保安基準ハンドブック」を購入して活用しております。
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